息子の洗礼式 その2

前前回の投稿に引き続き、再び息子の洗礼式について。
今回はマケドニア正教の洗礼式の様子についてお話したいと思います。

私たちが洗礼式を行った聖クリメント教会の地下にはホールがあり、
洗礼式はそこで行われます。
神父様が2本のろうそくに火を灯し、それをゴッドファーザーに渡すと
式の始まりです。
式ではまず、神父様が洗礼について書かれた本を歌にして読んでくれます。
私たちはそれを静かに聞かなければいけないのですが・・・
その間、息子はろうそくが持ちたくて、
”ろうそくちょうだい!ちょうだい!!ちょうだーい!!!”の連発。
ろうそくがもらえないと分かると、ふらふら~、ふらふら~、として
全然落ち着きがありません。

洗礼式

洗礼式

それでも式はどんどん進んで行き、神父様が子供のゴッドファーザーに
”あなたは悪魔を崇めますか?”という問いかけます。
ゴッドファーザーは、”私は悪魔を崇めません”と神に誓い、
いよいよ子供は聖水を浴びます。

洗礼式は宗派や国によっても様々な形がありますが、
マケドニア正教の洗礼式では、幼児洗礼の場合、子供はすっぽんぽんになります。

神父様から、子供の服を脱がすようにと指示があり、
真っ裸にすると、息子は少し緊張していたのか、
”おしっこー!”と言い出す始末。
ちょっと待ってね、とおろおろする私たちをよそに、
神父様が油を塗った筆で子供の体、おでこ、胸、腕、足と順番に十字を書いてきます。

油で十字を

油で十字を

息子はお得意の”ネー!ネーー!!ネーーー!!!”(イヤイヤ期の2歳児です。)
と半泣きになりながら、”もう我慢できないーーーーー!!”
というかのように神父様の前で”じゃじゃじゃじゃじゃー”と
かなり大胆におしっこをしちゃったのです。

ギャーーーー!!となる私たちですが、そこは寛容なマケドニア人の皆さん、
”気にしない。気にしない。”と笑って言ってくれます。

そうして息子は泣きながら、神父様に抱かれて聖水に足までつかり、
体全体に聖水をかけてもらいます。

聖水を

聖水を

そして子供の髪の毛をちょっと切るのもマケドニア正教の儀式の一つ。

ヘアカット

ヘアカット

その後子供はゴッドファーザーが用意してくれた新しい洋服に身を包み、
今宵はその服を着たまま寝るのです。

新しい服を

新しい服を

その後息子はずっと泣きっぱなしでしたが、儀式は最後まで滞りなく進行され、
最後に神父様から私たちに対し、”この子は妹が欲しくてないてるんだよ”
との一言があり、その場は笑いに包まれたのでした。

この日は土曜日だったので、次の日曜日のミサ来るようにと神父様からご指示があり、
次の日のミサでワインを頂き、息子の洗礼式は全て終わりました。

息子がおしっこをしてしまったり、泣いたりと
まー騒々しい洗礼式でしたが、その場にいた皆さんの笑顔と愛に包まれて、
心に残る洗礼式となりました。
子供がこれからも神様に見守られながら健やかに成長してくれるといいな、と
改めて思うのでした。

スツルガのアクアパーク

子供の洗礼式の続きの前に、ちょっとタイムリーなお話を。

先日の土曜日に今年スツルガにオープンしたアクアパークに行ってきました!
昨年より工事が始まったのですが、自宅から車で15分くらいのところで、
”できたら絶対行ってみよーね♪♪”なんて言ってて
シーズン中の8月はとにかく毎日何だかんだと忙しくて、なかなか時間ができず、
”今日行かなかったら、もう今年は行けないよー!!”と、
シーズンも終わりかけの中、ようやく重い腰を上げて行って参りました!
さすがにできたばかり、とても綺麗で、色んな種類の滑り台があり、
子供用プールや子供用滑り台など、ファミリーでも楽しめるよう
内容はとても充実していました。
お値段は1人600デナル(1200円ほど)。
3歳以下は無料です。
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でもでも、ここはマケドニア。
日本では絶対あり得ないような不思議なことがいくつかあったのです(笑)

まず、入ってすぐのところに更衣室があるのですが、中はガラガラ。
誰も使っている様子はなく、日本のプールに行くと必ず置いてあるような、
椅子等も一切置いていません。
そしてびっくりなのが、ロッカーに一つも鍵がないのです!!!
”んんっ??!なーぜー??”
聞けば、最初は鍵がついていたそうなのですが、何度も壊されたので、
鍵をつけないことにしたんだとか・・・・
あ、ありえん・・・(゜ロ゜)
ということで貴重品は徹底自己管理。
入っていきなりのマケドニアらしさに苦笑い。

それでも気を取り直し、子供も大興奮で楽しんでいたのですが、
次にびっくりしたことは・・・
プールの真ん中にそびえ立つ巨大滑り台でのこと。
そこでは大きな浮き輪の上に乗って滑るようになっているのですが、
その浮き輪を管理している人がいないのです。
もちろんそれはパークの物。
でも、いったんその浮き輪をゲットした人は、あたかも自分の所有物かのように、
自分で持ち歩き、次に滑りたい人に貸してくれないのです。
どうしてもその巨大滑り台で遊びたいダーリンは、
ぽいっと置いてある浮き輪があればそれを確保しに行くのですが、
必ずどこからが、”その浮き輪私のなんだけど!”
と取り返しにやってくる人がいて、
”だってそこに置きっぱなしにしてあった!!”
とダーリンも反撃するのですが、最終的には渋々元の持ち主に返していました(笑)

そんなことで、なかなか巨大滑り台で遊ぶことができません。
他の人も、滑り終わった人が流れ着く先のプールで
浮き輪をもらおうと待ち構えるのですが、
滑ってきた人は、”ノーノー!もう一回滑ってくるから貸さないよ!”
とその浮き輪を持ってどこかへ行ってしまうのです。
あ、ありえん・・・( ∀ )!!パート2~!

そうして、ようやくダーリンにも浮き輪を貸してくれる人が現れ、
子供のような満面の笑みで滑り台に行っちゃいました。
私は子供と一緒に、ダーリンが滑った後に流れ着く先のプールで待っていたのですが、
ダーリンはかなり楽しかった様子。
他の人が浮き輪をかしてくれ!と頼んできたのですが、今まで散々待たされた彼、
”もう一回滑ってくるから!”
と彼もまた浮き輪をもって滑り台へ行ってしまったのでした(笑)

そしてそしてもう一つ。それはパーク内のレストランでのこと。
パークにはレストランが一つだけあるのですが、渡されたメニューに記載してあるものが
ほとんどないんです(笑)
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ここでは私たちの会話の一部始終をご紹介します(笑)
以下(私ダ)は私とダーリン、(店)は店員さん、ということで。

(ダ) : ハンバーガー二つと、ミックスサラダを。
(店) : ミックスサラダはないんだ
(ダ) : じゃあこのサラダは?(メニューにのってある別のサラダ)
(店) : 今サラダは全部ないんだ
(私ダ): ・・・
(店) : 飲み物は?
(私) : オレンジジュース
(店) : ファンタしかないよ
(私) : ・・・
      あ、じゃあネスティ(甘い紅茶のドリンク)のピーチで。
(店) : OK!
(ダ) : じゃあ僕はネスティのレモンで。
(店) : ネスティレモンはないんだ
(ダ) : ・・・

と私たちの会話はずっとこんな感じ(笑)
マケドニアでは普通のレストランでもメニューには載っているけど、
”これ今ないのよ”、なんてことは日常茶飯事。
シーズンも終わりかけなので、仕方ないっちゃ仕方ないのですが・・・
もう笑うしかありません。
でもそんなに期待していなかったのですが、ハンバーガーのテイストは
びっくりするほど美味しかったのです!
これは本当にびっくり。
いつもはあまりハンバーガーを食べない息子もパクパク食べちゃいました。

こうして色々とマケドニアらしさ満載のパークだったけど、
この夏はなかなか遊びに行く時間ができなかったので、
久々に仕事のことも忘れて思いっきり楽しむことができて、
とっても大満足の土曜日でした!!!
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息子の洗礼式 その1

2015年8月29日、マケドニアにて2歳8カ月となった息子の洗礼式を執り行いました。
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マケドニア人の多くはマケドニア正教を信仰しており、
伝統やしきたりを今でもとても大切にしています。
日本でも子供のお宮参りに行く方が多いと思いますが、
マケドニアでは、子供に洗礼を授けることが家族の大切なつとめです。
洗礼式をする時期は特に決まってはいませんが、子供の1歳の誕生日や、
生れて間もなく洗礼式をする方が多いようです。

では、なぜ息子が2歳8カ月になった今だったのか、と申しますと・・・

日本で出産した私は息子が7カ月の時にダーリンと一緒にマケドニアへ渡り、
私のマケドニアでの生活は、その時からスタートしました。
マケドニアへ来て間もなく、息子を連れてゴッドファーザーご一家に挨拶へ行くと、
早々に”子供の洗礼式はいつにしましょう?”、という話になりました。
マケドニア語がまだチンプンカンプンだった私は、
その場で皆が何を話しているのかも分からず、
マケドニアについてもまだ何も分からない状況で、
自分の息子のことなのに、ただただ言われるがままなことに戸惑い、
ちょっと待って欲しいとお願いしたのでした。

また、私自身はカトリックを信仰していることもあり、
自分の子供もできればカトリック教会で洗礼を受けて欲しいという思いがありました。
もちろん、カトリックもマケドニア正教も同じキリスト教。
同じ神様を信じていることに違いはないのですが・・・

それでも、マケドニアではまだまだ男の人を立てる風習が強く残っており、
お義母さんも当然孫の洗礼式はマケドニアで、と思っているようでした。
そのことがひしひしと伝わってくるような会話は時折ありましたが、
私の意志を尊重し、お義母さんが息子の洗礼を強要してくることはありませんでした。

ゴッドファーザーも、マケドニアでは代々受け継がれることが多く、
例えば私たちの場合、ダーリンのゴッドファーザーの息子さんが
私たちが結婚した当初から、私たちに子供ができたら、
”私がゴッドファーザーになりますよ”、と言ってくれていたのです。
ゴッドファーザーのご一家は、ダーリンの家族と古くからの付き合いがあるようで、
私たちのことも常に気にかけて下さり、とても素敵なご家族です。
このご家族が息子のゴッドファーザーになってくれるのであれば、
とてもありがたいこと、という思いもありました。

子供の洗礼については、子供を授かって以来、ダーリンとも度々話し合い、
色々悩んできたのですが、今までの経緯や今後のことを考えて
やっぱり洗礼式をしてあげたいという思いが強くなってきたのが
”今”だったのです。
色々悩んだ分、やっと息子が洗礼を受けることができ、
式の後は、なんだか少しほっとしました。

息子の洗礼式には特別な思いがあったので、
前置きがとてもとても長くなってしまいました。
ということで、洗礼式がどのように行われたかについては
次回のブログに綴りたいと思います(*´▽`)
 

まりま~りからのお知らせ

何から書こうかしら・・・と思うほど、
しばらくタイトな日々が続きました。
最後の投稿から今日まで、色々・・・
いろいろ、いろいろ、ありましたが、
現在やーーーっとダーリンの故郷スツルガで、
家のバルコニーの椅子に座って、
心地よい風を感じることができています。

まりま~りからのお知らせです!
この度、マケドニアの伝統料理、「アイバル」を
日本にて初めて販売することになりましたー!!!
パンパカパーン!!!!!

アイバルって何?
どうやって食べるの?
材料は?
添加物は?
体にいいの?
そもそもどんな味?

などなど、様々な疑問があるかと思いますが、
全てはコチラから↓↓解決していただけるはず!

URL: マリ・マトスカ

Mari Matoska

上記ホームページでも、マケドニアの日々の暮らしや、
お店からのお知らせをどんどん投稿させていただきます。
ぜひ一度訪れてみてください!

マケドニアのヨーグルト事情

日本で、ヨーグルト、といえば、
ブルガリアを思い浮かべる人も多いと思います。
そのブルガリアのお隣の国、ここマケドニアでの
ヨーグルト事情は、日本の常識とはちょっと違うような気がします。

まず、ヨーグルト、といえば飲むタイプ。
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どこのお店に行っても、ずらりと飲むタイプのヨーグルトが
並んでいます。
ちなみに我が家ではいつも↓この2タイプ。
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お店で主に売られているのもこの2タイプです。
我が家では緑の物は大人用(少し調整してあるようです)。
ピンクは子供用です。
大きさも、大きいのから小さいのまで色々あります。

日本にあるカップに入った、固形?のいわゆるヨーグルトは、
キサラムレコ(直訳:酸っぱい牛乳)と呼ばれ、
”ヨーグルト”とは言わないんです。
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そして、ヨーグルトで一番の違いは、
甘くないことです。
最近では、かの有名な明治のブルガリアヨーグルトも
砂糖の添付を終了したと聞きますが、
マケドニアでは甘くないのが常識で、
フルーツやジャム等で甘くするのもご法度のようです。

食べ合わせにもこだわりがあるようで・・・
私は時々ホットケーキ(最近はパンケーキって言うのかしらん?)
を朝食に作ります。
(あ、もちろんホットケーキミックスなんてないので、
小麦粉とベーキングパウダーと、なんじゃらかんじゃらを
適当にミックスして作るのですが・・・)
そのホットケーキと(飲む)ヨーグルトを一緒に出すと、
ダーリンはすごく嫌な顔をするのです。
大抵ホットケーキには、メープルシロップか、
ヌッテラ(チョコレートスプレッド)をつけて、
甘いお食事にするのですが、
その甘い食事とヨーグルトは一緒に食べないんだそうです。

当然甘いヨーグルトもOKな私には、どうして
甘い食事にちょっと酸っぱいヨーグルトがダメなのか、
さっぱり分からないんですが、
日本人でいうと、味噌汁にパンというような感覚なのかな・・・
とにかく”変”なんだそうです。

ちなみに、時々ダーリンのお義母さんが
フレンチトーストを焼いてくれるのですが、
こちらのフレンチトーストは、全く甘くありません。
そして、白いチーズ(塩辛いもの)と合わせて食べます。
で、その時はヨーグルトと一緒に頂くのだそうです。
他にもチーズとハムなど塩辛いものを挟んだトーストと
ヨーグルト、もOKです。

私はこのことで、ダーリンと
アメリカにいた頃に寮の朝食にはフルーツヨーグルトも
よく出てきたし、
甘いワッフルにヨーグルト、だって皆一緒に食べていたし、
私の感覚はおかしくないはずだ!
と抗議したことがあります(笑)
最近ではマケドニアにもたくさん外国人が住むようになり、
色々と輸入食品も入ってきているようで、
フルーツヨーグルトもみかけますが、
ダーリン家族はそういったものは食べようとはしません。
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ちなみにお隣の国、ブルガリアでのヨーグルト事情が
どのようなものなのか、知らないのですが、
ダーリンはマケドニアと同じだ!と主張しています。
今度ブルガリアに行く機会があれば、その辺も探ってみようと
思います(笑)

息子の言語

子育ての話題がどうしても多くなってしまいますが、
息子の言語についてお話したいと思います。

子供の言葉についてどのように教育していくべきか、ということは
息子が生まれる前からダーリンと色々話し合ってきました。
様々な文献をあさったり、国際結婚をして海外で暮らしている方の
本を読んだり、バイリンガルやトリリンガルの方たちの
生い立ちや言語習得背景について色々情報を集めたりしました。
そして、私たちは1人一言語に徹底するということに決めました。
つまり、私は息子と話す時は、日本語のみ、
ダーリンはマケドニア語のみで話すのです。
例えば一緒に夕食を食べている時も、
私は子供に対して日本語、ダーリンはマケドニア語、
私とダーリンで話す時は英語、
当の息子は日本語とマケドニア語で、
という感じです。

息子の言語習得にはとても興味があり、色々注意しながら
様子をみているのですが、
2歳3カ月となった息子は、どちらの言語も理解し、
今のところ両言語を同じくらいのレベルで発しています。
どうやら物事には二つ以上の名前がある、ということを
ずっと小さい頃から認識しているように思います。

例えば、”りんご”、はマケドニア語で、”јаболко”
りんごをみながら、“りんご、јаболко” と繰り返して言ったり、
”これ”、は ”ова”
何か欲しいものがあると、指をさしながら
”これ、ова、これ、ова” と繰り返しながら言ったりします。

私と”りんごおいしいねー”と言いながら一緒にりんごを食べている時に、
ダーリンが ”што е ова?(これは何?)”とマケドニア語で聞くと、
”јаболко!”、と答えたり、
私のことはたいてい”ママ”、と呼びますが、
ダーリンが私のことを名前で呼ぶのを聞いていて、
時々”マリーー!!”と名前で呼んだりします(笑)。
ので、”りんご”も”јаболко”も同じもの、
”ママ”も”マリ”も呼び方が違うだけで同じ人、
というのをちゃんと分かっているんですよね。

ただ、まだはっきり使い分けている、という感じはなく、
私が日本語で、”ココア欲しい?” と聞いても
”Не сакам(いらない)”
とマケドニア語で返事をしたり、
他の人がマケドニア語で話しかけても
日本語で返答したり、と
自分の気分でその時思いついた言葉を発するという感じに
見受けられます。
でも面白いな、と思うのは
日本語で”欲しい?”と聞いていることに対して、瞬時にマケドニア語で
”いらない”、と返事をすること。
日本語の”欲しい”とマケドニア語の”сакам(欲しい)”が、
同じ意味であるということをきちんと理解している、というのが
すごいなぁと親ながら感心してしまいます。

少々複雑な言語環境で育っているということもあり、
周りの子どもと比べたり、周りの子どもより、遅いかもしれない、と
不安に思うことはあまりありませんが、
日本人の同い年くらいの子供がどれくらいお話をして、どれくらいの
コミュニケーションがとれるのかな、ということには
とても興味はあります。
実際どうなんだろ?
ただ、今一番大事なことは、息子が成長している
という事実だと思っています。
そのペースが早いのか遅いのかは良く分かりませんが、
確実に先週できなかったことが今週できるようになった、
一か月前には分からなかったことが、今月になって
言葉で表現できるようになった、という
成長を日々感じることができます。

将来自分の第一言語を決めるのは息子本人であり、
私たちが決めることはできません。
今理解している言語も、今後育つ環境によって、
どんどん変化していくと思います。
それでもマケドニア語も、日本語も彼の母国語です。
どちらの国にも彼の家族がいます。
家族間でも言葉を理解することができず、
取り残されたような気持ちになるのはつらいこと。
両方同じようにずっと話すことができるかどうかは、
私たち両親の責任でもあると思っています。

私自身は日本人の両親の間に、日本で生まれ、
日本で育ったので、
数ヶ国語を同時に習得するということが、
どういうことなのか、想像もできませんが、
どうにか息子が上手に両言語を習得し、
使えるようになってくれるといいな、と思うばかりです。

2014年

今年も残すところあと少しとなりましたね。

今まで日本にいた時は、12月になると、毎日が何となく
慌ただしくて、「あぁ、今年も終わってしまう~!!」
と、何だか気持ちが焦ったりしたのですが、
マケドニアにいると、
あれ?もう年末かぁ。というような
日本にいる時よりも年末年始の特別感が少ない気がします。
これはやっぱり日本にいると、メディアの影響が多いんだろうな、と思います。
年末になると、一年を振り返るような特別番組が多くなったり
年の瀬の準備のニュースが日々耳に入ってきます。
外へ出かけても年末年始の特別セールやなんかで、
どこもかしこもとても賑やかですよね。

もちろんマケドニアでも、12月を過ぎた頃から街がライトアップされたり、
お正月はどうして過ごすの?なんていう会話が
友達の間でされているのですが、
まず、日本にいる時ほどテレビを見ないというのが、
やはりすごく大きいなと思います。
日本のテレビを見ていると、周りの人が、こんなことしてる、
あんなことしてる、あぁ、自分も何かしなきゃ、とか
私の場合は、なんですが、
なんだか気持ちを掻き立てられるような気がするんです。
そういう意味では、マケドニアでは、
何だか自分のペースで年末に向かっているという
感覚があります。

そんな私自身の2014年を振り返りますと・・・
今年は一つかなえたい目標がありました。
この年末を期限と設け、夫婦で目指した目標です。
でも色んな要因が重なり、ついに成し遂げることができませんでした。
そんなこともあり、
年末が近づくにつれ、
気持ちがイライラしたり、落ち込んだり、
2014年は自分にとって、少し苦い一年だったな、と思っていました。

でも今年一年に撮った写真なんかを眺めていると、
結婚以来ずっと欲しかった自分たちの車を手に入れることができたんだ、
と思い出しました。
そして、色んなところへ出かけたり、
ギリシャへも10日間ほど旅行に行きました。
日本にも帰省することができ、
滅多に会えない友人とも会うことができたり、
久々の再開をした友人もいます。
あぁ、楽しいこともこんなに色々あった・・・と
改めて気づきました。
子供も順調に成長し、家族も皆大きな病気や怪我をすることなく
過ごすことができました。

今の現状に満足できないのは、もっと良くなりたい、
という向上心からくるもので、悪いことではないんだ、
と自分を納得させる一方で、
今ある幸せに気がついて、それをもっと大切にできないのが
私の悪いところです。

来年こそは今年達成できなかった目標を、
必ず達成できるように頑張っていきたいと
今から気を引き締めておりますが、
まずはそばにいてくれる家族をもっと大切にできる
自分になれれば、と思います。
今年の苦い経験は、一歩前に進むための原動力に、
今年の楽しい思い出へは、感謝の気持ちを忘れずに、
新たな一年に希望を抱き、
2015年を迎えたいと思います!
ブログを読んで下さった皆様も、
どうぞ良いお年をお迎えください!!

10881500_10152426191592294_3648520311041458117_n雪模様のスコピエより♡

マケドニアのトイレットぺーパー事情

日本で生活をしていれば当たり前にあるものが、
時々ふと「あれ?ない」、と気づくことがあります。
それは、トイレットペーパー・・・
ではなくて、
その一つが、日本であればどこの家庭へ行っても絶対ありそうな、
ティッシュペーパーの箱です。
始めのうちはダーリンの家では使わないのか、と思っていたのですが、
スーパーなんかでもあまり売ってないのです。
ティッシュはトイレットペーパーやキッチンペーパーのコーナーの
棚の一番下の目立たない所にちょっとだけおいてあったりします。
もちろん箱の5個パック売りなんてありません。

では、マケドニアでは何で鼻をかんだりするのかと言うと、
そう、トイレットペーパーなんです。
マケドニアに来た頃、キッチンやリビングにもトイレットペーパーがおいてあり
とても違和感を感じたのですが、
皆何かとトイレットペーパーを使います。
ダーリンは別にトイレで使っていたわけでもないし
汚くない、といつも言っていました。
確かにそうなんだけど・・・
そしてこちらのトイレットペーパーは日本の物のように
水に溶けたりはしないようです。
メーカーにもよりますが、少し厚手で、柔らかいものもあり、
お手洗いで使用するには問題ありません( *´艸`)

トイレットペーパーで鼻をかんだり、キッチンで使用することに
なかなか慣れなかった私ですが、
小さな子供がいると、ティッシュが必要になることが多く、
ティッシュの箱はコストが高く、
キッチンペーパーはトイレットペーパーと同じ素材でできている、
とのこと。
トイレットペーパーの方が安いので、
最近ではトイレットペーパーでもいっか、と
思うようになっています(笑)

また、友人の家にお邪魔させてもらった時も、
よくキッチンテーブルの上にトイレットペーパーが置いてあるのを
みかけることがあり、
ダーリンの家だけじゃないんだということが分かってきました。
そして、うちのちびっ子も午前中だけ幼稚園に通うようになったのですが、
入園後幼稚園に持ってくるように言われた物のリストの中にも
きっちりトイレットペーパーのパックと記載されていました。
これはもちろんおトイレで使うのではなく、
子供たちの鼻を拭いたり、子供たちがこぼした食べ物を
ちょっとつまんだりするのに使われます。

ということで、マケドニアでは、
日本人がティッシュペーパーを使う感覚で、
トイレットペーパーを使うのが一般的なようです。
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マケドニアの公園

私たちの子供は1歳10か月となり、早いもので
もうすぐ2歳になります。
そんなちびっ子が1歳になり、あんよが上手にできるようになった頃から
天気の良い日はほぼ毎日あちこちの公園に連れて行っているのですが、
日本の公園とはちょっと違うな~と思うことが色々あります。
これはいいな!とか、ここは何とかならないかな・・・など
日々公園で感じることについて少しお話したいと思います。
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マケドニアの公園、と言っても、私たちの住む
スコピエ市内の公園の話になってしまうのですが、
市内にはちょっとした遊具のおいてある小さな公園が
いくつもあります。
歩いて5分以内のところから、15分くらいの距離にもいくつかあるので、
その日の気分や、その後の買い物の都合、子供の体調等によって
行く公園を決めて、色々な公園を回っています。
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公園にはたいてい滑り台、シーソー、ブランコがおいてあります。
そして、その滑り台がどこの公園のものも
日本のものに比べて背が高いのです!
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前回どこかでご紹介したとおり、私は日本でもおチビな身長150㎝。
子供が滑り台の上まで登ってしまうと、
一所懸命腕を伸ばしてやっと子供の足が支えられるという感じです。
傾きも結構急だったりするので、滑った時に勢いがあれば
止まりきれずに地面に落ちて尻もちをついてしまいます。
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ダーリンと一緒であれば1人が上で支えて、
1人は下で子供が下りてくるのを待っていればいいのですが、
平日は私と子供の2人で公園に行くことがほとんどです。
やんちゃな子供で、まだ何が危険かも良く分かっていないので、
無茶な行動をすることもあり、いつもとってもひやひやしてます。
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とは言ってもそんなこちらの心配はよそに
危なっかしいけれど1人で滑り台を上って降りてきてしまうので、
少しくらい危険でも逆に身体能力が鍛えられるのかも...なんて
考えてしまう今日この頃です(笑)
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困るなーと思うことと言えば、
遊具が壊れていることが多いことです。
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こちらの滑り台↓も、滑る直前の所に大きな穴が空いていて、
子供がスポンと落ちそうになったことがありました。
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ここは次に訪れた時にはちゃんと直してありましたが、
いつ行っても壊れたままのところもあります。

シーソーの乗るところがなくなりくぎがむき出しになっていたり、
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壊れたブランコがあったり。
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そしてもう一つ残念なことが、タバコの吸い殻です。
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子供の遊ぶ公園にも関わらず、
どこの公園に行っても必ずタバコの吸い殻が落ちています。
それも、たくさん(lll-ω-)
タバコを吸いながら子供を見ている人も多く、
子供たちはなんでも拾って、口に入れたりしてしまうので、
タバコだけは何とかならないかな~と思ってしまいます。

とは言ってもこうした公園がたくさんあることは
子育て中の者にとっては嬉しいものです。
日本では子供が遊具で怪我をしたというニュースを
よく耳にするのですが、
そのようなニュースの度に公園から遊具がなくなっているように思います。
私の実家のすぐ近くの公園からもいくつかの遊具が消えてしまっており、
昔はあれでよく遊んだのにな~と少し残念に思います。
遊具に問題がある場合もあるかとは思うのですが、
子供たちが本来と違う使い方をして怪我をする、というケースもあり、
危険だから、誰かが怪我をしたから、全て撤去してしまおう、
というのは少し違うのでは、と思ってしまうのです。

今年の8月に日本に帰省したのですが、夏休み中にも関わらず、
公園から子供の声がすることがほとんどありませんでした。
私が子供の頃であれば、朝から公園にラジオ体操に行って、
終わったら友達と公園で遊んで帰る、ということも多く、
”公園でよく遊んだ”という思い出があるのですが、
公園で遊ぶ子供たちはどこへ行ってしまったのだろう、
と少し寂しくなりました。

その点、マケドニアでは平日でも、
公園ではたくさんの子供たちが遊んでいます。
朝はおばあちゃんやおじいちゃんに連れられた小さな
子供が多く、夕方には小学校から帰ってきた
少し大きな子供たち、という感じでしょうか。
たくさんの子供が楽しそうに遊んでいる姿を見ると、
少し安心します。
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だんだんと寒くなり、外に出るのもおっくうになってきますが、
子供たちにはやっぱり、外で元気に遊んで欲しいですね。
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手作りキフリ その2

マケドニアでパーティーや、お家にお呼ばれした際に
ほぼ確実にいつも食卓に並んでいる小さなパン、キフリ。
そんなキフリの作り方を以前このブログでもご紹介したのですが、
(2014年1月の投稿をご参照~♪)
作る過程の写真は頑張って撮っていたのに、
肝心な出来上がりの写真を撮るのをすっかり忘れておりました。

そしてついに先日、久っしぶりにこのキフリを焼いたので、
出来上がりの写真をやぁっとご紹介したいと思います!

20140930_180853焼き立てで~す。

20141001_010422こちらはウルダとよばれる白い塩辛いチーズを入れてあります。
こんな風にバスケットなんかに入れて食卓へ(o´▽`)ノ

20141001_010518こちらは中にヌテラというチョコレートスプレッドやマーマレードを
入れたスイーツキフリ。
こちらには粉砂糖をふるって仕上げました♪

20141001_010700こちらが中の様子。
左がヌテラで、右がウルダです。

20141009_222120ちなみにこちらがヌテラとよばれるチョコレートスプレッド。

もともとイタリア生まれですが、
マケドニア人もヌテラが大好きです。
甘党のダーリンも、もちろん大好き!
日本でも大手スーパーや、輸入品を取り扱っているお店で
売られていて、ダーリンが日本でヌテラを見つけた時は
目をキラキラさせて喜んでいましたが、
私たちが日本で見つけたヌテラは全部オーストラリア産。
私にはよく分からないのですが、ダーリンは一口食べて
「味が違う」と言っており・・・
色々ネットで検索してみると、やっぱり味が違うそうです(笑)

と、ヌテラの話になってしまいましね。

ところで、今回ウルダというチーズを買う際に、
ダーリンがお店の人に、”今日ワイフがキフリを作るから~”
なんていいながらお喋りしていると、
”いいワイフだね~、はっはっは~!”
と言いながらお店の人が笑顔で見送ってくれました。

なるほど、マケドニアではキフリが作れると
”いいお嫁さん”、と思ってもらえるようです(*´艸`*)